職人シリーズ 「大工魂」「畳で大の字」

「大工魂」

The carpenter’s spirit

幅715 奥行き515 高さ330mm
縮尺: 1/12
制作: 2004
作品設定: 昭和38年 9月(1963年)

大工さんに憧れて憧れて、憧れぬいてこの作品に着手しました。作品自体は土壁に仕上げる為の在来工法を参考にしています。現役大工に取材に行き建物構造の基礎から教わり、建築途中の様子をそのまま作品にさせて頂きました。苦しい修行時代、棟梁になる夢、道具を大切にする教え…この作品には大工の全ての魂が込められています。

Photographer: 金子洋一


「畳で大の字」

Laying at full length on the Tatami mat

幅845 奥行き390 高さ370mm
縮尺: 1/12
制作: 2006
作品設定: 昭和27年 7月(1952年)

いつの時代も新しい畳は実に気持ち良いものですよね。大工さんの次に憧れていた畳屋さん、昔は外でお仕事されている畳屋さんを沢山お見掛けしたものです。
現役の畳職人さんに取材に行った所、やかんから水に口を含み、畳に「プワーッ」っと美しい霧を吹いたり、大きな針を使って畳を操る見事な職人芸をたくさん見せて頂きました。

Photographer: 金子洋一